シリア:「ヌスラ戦線」とその同盟者らにとっての選択肢(4)
2020年04月12日付 その他 - al-Souria.net 紙
■「ヌスラ戦線」とその同盟者らにとっての選択肢
【スーリーヤ・ネット】
したがってここで将来的に考えられるのは、政治的対話の前段階としての、より広範な分野における合意履行への経路を作り出すために、イドリブ県内の過激派・ジハード主義諸組織の存在や影響力の保有に終止符を打ち、それらを現場から排除することである。
驚くべきは、イランのもとで働く民兵集団を含むこれら全ての組織を排除するために、トルコ・ロシア・米国の間で三国協定が存在することかもしれない。イランの民兵はシリア政権による「対テロ戦争」を支援するとの口実のもとで、あるいはシリアの国土全体においてその支配を回復する目的のもとで活動している
したがって、このようにイランが自国の支持者(民兵)らをいとも簡単に動かせるままにしておくことは、こうした三国同盟に同国をますます巻き込むことを目的としている。
そしてこれらの諸組織に対して、イランによる(シリアにおける自国の役割に終止符を打つとの)政治的・軍事的メッセージとして記録されるような打撃を加えることを目的としているのである。
(後略)
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52866 )