シリア:シリア民主軍が「ラビーウ・キャンプ」からオランダ国籍の女性・児童らを連れ出す(2)
2022年02月08日付 al-Watan 紙
■シリア民主軍が「ラビーウ・キャンプ」からオランダ国籍の女性・児童らを連れ出す…出身国に帰還させるための準備
【ダマスカス:本紙】
関連する文脈のなかで、複数の反体制系ウェブサイトは匿名の情報筋を引用しつつ、ラビーウ・キャンプ内でインド国籍の女性1人が死亡したと報じた。彼女は重篤な病を患っており、そこにキャンプ内での医療ミスが重なったことによるものだという。
同筋によると、当該の女性は「イスラーム国」司令官の妻の一人であり、4人の子供がいた。その後彼女は医療ミスおよびキャンプ内での医療アクセスの欠如を原因として死亡したのだという。
一方ウェブサイト「スーマリーヤ・ニュース」が報じたところによると、イラク国家安全保障担当顧問であるカースィム・アウラジー氏の広報事務所は声明のなかで次のように述べた。「アウラジー氏は自身の事務所内でマシュー・テューラー駐イラク・米国大使と面会し、イスラーム国に対する戦闘の継続について協議した。両者はテロリスト武装者らを追跡し続ける必要性について一致し、これがイスラーム国のアジトに対する空爆を強化することによってなされることを確認した」。
さらに同声明によると、テューラー大使は、ハサカ県東部にある「ハウル・キャンプ」およびハサカ市グワイラーン地区にある「スィナーア第2刑務所」(これら2施設はともにシリア民主軍の管理下にある)に関連する最新の動向についてのブリーフィングを行ったという。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52899 )