シリア:支配地域にある各通行所をもっとも重要な資金源として用いるヌスラ戦線(2)
2022年03月02日付 al-Watan 紙


■「ヌスラ戦線」は支配地域にある各通行所をもっとも重要な資金源へと転換…エルドアン政権に雇われた傭兵らはアフリーン市内の家屋を強奪するための決定を下す

【ダマスカス:本紙】

同複数筋によると、この会合によって生じたもっとも顕著な決定事項は、2018年3月にトルコ政権がアフリーン市を侵略して以来、彼らの雇われ兵らが採用してきた方針にのっとって、「住民の財産を差し押さえ」、それを「略奪するための準備」を行い、それらの「所有権を移転する」ことを規定した3項目であったという。

同会合の結果、アフリーン市を後にした親類の不動産を管理している全ての代理機関・代理人の(所有)権限を廃止することが決定された。これにより、彼らは農業や商業を継続することはおろか、各不動産のオーナーとその管理を任されている者の関係性にかかわらず、避難民が暮らす家屋に居住することもできなくなる。

一方同会合によって生じた2番目の決定は、アフリーン市の住民らが営む代理機関に、特定の条件(それらの帰還がイラクのクルディスタン自治区や欧州諸国を出自としていること)のもとで、自分たちの親類を呼び寄せることを可能とするものであった。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52984 )