シリア:ジャアファリー副外相が「ウクライナのネオナチ」に対するロシアの闘争を支持(2)
2022年03月01日付 al-Watan 紙
■ジャアファリー外務在外居住者副大臣「シリアのテロリストとウクライナのネオナチの動因は単一のものである」
【ダマスカス:本紙】
さらに同副外相は「ヴラジーミル・プーチン大統領がウクライナに入ることを決定した際、ロシアは攻撃的ではなく防衛的な状況に置かれていた」と述べ、「西側諸国がウクライナにあふれさせている誤情報や虚偽の程度は多大である」ことを示した。
さらにジャアファリー外務在外居住者副大臣は「シリアのテロリストらとウクライナのネオナチらが単一の動因のもとで活動している」ことを明らかにした。また自国が、米国がほかの場所に存在したテロリストらをシリアの領土へと移送することによって『リサイクル』を行っているとのデータを有していることを示した。
同副大臣は「国際的なバランスのなかでロシアが果たしている役割を無視することはできない」と強調しつつ、「最近、国連安保理からロシアを追放するよう求める呼びかけが多く生じている。その様子はまるで我々がカートゥーン映画の世界のなかにいるようだ」と述べた。さらに次のように付言した。「国連安保理は、第二次世界大戦後、国際的な合意にもとづいてナチズムに対して勝利をなしとげた国々のために設立された。また戦勝国のなかにはロシアも入っており、ナチズムの中心部であったベルリンに侵攻したのはソ連軍であった。国際的なバランスや、世界中の平和や安全保障を維持することに関連し、ロシアが果たしている役割を無視することはできない」。
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:53015 )