シリア:シリア軍が有志連合によるダイル・ザウル市への空爆に対抗、各地ではテロリストらのせん滅作戦に従事(4)
2022年05月08日付 al-Watan 紙
■砂漠地域で多数のイスラーム国戦闘員を殺害…緊張緩和地帯では「ヌスラ戦線」を標的に…占領国トルコはハサカ県郊外への攻撃を行う…シリア・アラブ軍はダイル・ザウル市のハウィージャ・カーティアを標的にした米軍によるものと思われる空爆攻撃に対しミサイルで対抗
複数の反体制系メディアが報じたところによると、トルコ占領軍およびテロリストである同国の雇われ兵らが、金曜から土曜にかけての深夜、ハサカ県北西部のタッル・タムル町郊外に位置するタウィーラ村およびタッル・タトウィール村に対する攻撃を再開した。この攻撃はロケット弾や重砲を用いて実行されたものであり、人的損害に関する情報は得られていないという。
一方『ワタン』紙の現地筋が明らかにしたところによると、「緊張緩和地帯」では、ハマー県北部郊外とイドリブ県南部郊外で軍が重砲を用いてテロ組織「ヌスラ戦線」とその同盟者らに属する複数拠点を攻撃した。
同筋はさらに「ハマー県郊外で活動する軍の部隊が、同県北西部ガーブ平原のアンカーウィー村にあるテロリストらの複数拠点を標的とした一方、イドリブ県で活動する部隊は、同県南部のザーウィーヤ山地域にあるカンサフラ、スフーフン、バイナインといった複数の拠点を標的にした」と述べた。
同筋は同様に、ロシア軍の航空部隊がザーウィーヤ山一帯にあるテロリストらの複数拠点に攻撃を行ったと明らかにした。
(5)に進む
(3)に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:石川修伍 )
( 記事ID:53413 )