シリア:米国はアラブ諸国とシリア政府の関係正常化を妨害するための新たな制裁措置を検討(3)
2023年06月08日付 al-Watan 紙


■アラブ諸国とシリア政府との関係正常化を妨げるために、より厳しい「制裁」措置を課すことを希求する米国…米国占領軍はシリア東部で「アラブ系」民兵組織の結成を目指す

【ダマスカス:本紙】

一方ウェブサイト「ヴォイス・オブ・アメリカ」はレポートのなかで、「米国はシリアに対する制裁強化に向けて圧力をかけている」としつつ、「米国の立法者らはシリアへの制裁を強化し、シリア政府との関係正常化を妨げるような法案を構想している」と指摘した。

同サイトはまた、この法案が米国のジョー・ウィルソン下院議員と彼の賛同者35人によって提出されたものであり、その内容が2020年にシリア国民に対して一方的かつ抑圧的な措置を課した、いわゆる「シーザー法」の範囲を拡大するものであると明らかにした。

さらに同サイトは、シリア政府との「反正常化法」とされる新たな法案の存在についても明らかにした。同法はサウジアラビア、アラブ首長国連邦、シリアと関係を正常化したその他のアラブ諸国がシリア国内に投資を行った場合、当該国に制裁を課すことを規定したものだという。

(2)に戻る

最初に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:55754 )