レバノン:UNIFIL任務延長案に起因する国連安保理の緊張(5)
2023年09月01日付 al-Quds al-Arabi 紙


◾️西側諸国がレバノンの主権を無視しようとするなかで、UNIFIL任務延長にかかわる安保理会合が緊迫化

【ニューヨーク(国連):本紙】

さらにヌサイバ大使は、UNIFILがいまだに行動の自由に関する課題に直面しており、重要地区へのアクセスができていないと指摘し、今回の決議に暫定軍の独立性に関する文言が明確に付記されたことを歓迎した。そして同大使は、この文言がレバノンに対し、「『利害関係が絡むすべての場所』を含む、UNIFILが要求した各所への同暫定軍の完全なアクセスを促進する」よう求めているとしつつ、「レバノンは、過去にその実現に失敗した、UNIFILの行動の自由に関する責任を履行する必要がある」を強調した。

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( 翻訳者:齋藤公佑 )
( 記事ID:56307 )