レバノン:ムルタダー文化大臣がシリア人避難民のレバノン定住計画をめぐって欧州諸国を非難(2)
2023年09月13日付 al-Watan 紙


■レバノン文化大臣「欧州がレバノンにシリア人難民を定住させることを目的とした計画を撤回しない場合、彼らが海を渡って欧州に押し寄せることになるだろう」

【ダマスカス:本紙】

さらにムルタダー氏は、次のように「国際社会」への脅迫を行った。「もし欧州がレバノンに避難民を固定化する計画を変更しないのであれば、彼らの面前で避難民がそこに向かうための海路が開かれることになるだろう。彼らに彼らの行動の責任を負わそうではないか。あなたたちは、自身で調理した毒を自分で飲むがよい」。

一方レバノンのナジーブ・ミーカーティー暫定首相は、昨日政府宮殿で開催された会議の後に次のように述べた。「経済の話題は非常に重要だが、避難民の話題の方がより重要である」。

さらにミーカーティー氏は「この段階から抜け出すためにすべての人が互いに力を合わせなければ、レバノンを救うことはできない」としつつ、「閣僚委員会と国民議会で、経済ワークショップと避難民に特化したもうひとつのワークショップを実施する」よう呼びかけた。さらに国民議会に対し継続的な会合を実施するよう求め、「我々は議会とともにこれらのワークショップに参加し、必要な救済措置を講じる用意ができている」と付言した。

(3)に進む

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:56324 )