レバノン:ムルタダー文化大臣がシリア人避難民のレバノン定住計画をめぐって欧州諸国を非難(3)
2023年09月13日付 al-Watan 紙
■レバノン文化大臣「欧州がレバノンにシリア人難民を定住させることを目的とした計画を撤回しない場合、彼らが海を渡って欧州に押し寄せることになるだろう」
【ダマスカス:本紙】
さらにミーカーティー氏は、ブーハビーブ外相が自身のダマスカス訪問の日程を確定させるようシリア当局に要請したとの連絡を受けたことを明らかにした。同氏は、イリヤース・バイサリー国家公安局長代理兼軍事評議会事務総長とともに、ダマスカスで避難民の立ち退き問題について協議する予定だという。
シリアに関する国連調査委員会は、各国が同国に課している一方的な強制措置が「行き過ぎた性質」を持つとしつつ、これらの措置とこれらがシリアの民間人や人道支援分野で活動する主体に及ぼす影響を見直す必要性を強調した。
同委員会は昨日の報告書のなかで次のように述べた。「地震が発生したのちに制裁を緩和するために採用された建設的な措置は引き続き維持されるべきである。当委員会は、現状存在する緊急の需要を鑑みて、人道支援の提供とそれを有効化する作業を緊急に再検討することを要求する」。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:56325 )