レバノン:ガザでの停戦終了にともなってイスラエルとヒズブッラーの対立が再燃(3)
2023年12月01日付 al-Quds al-Arabi 紙
■国境付近のフーラー村へのイスラエルの爆撃により2人が死亡
【諸通信社】
同様に、レバノンに駐留しているハマースとイスラーム聖戦の戦闘員らは、レバノン領内から攻撃を行った。
この戦闘にともなってレバノンでは約100人が死亡し、そのうち80人がヒズブッラーの戦闘員だった。そして、数千人の人々が国境付近の自宅から避難した。
この戦闘は2006年のヒズブッラーとイスラエルの戦争以来最悪の規模となった。
レバノンの『ナハール』紙の副編集長であるナビール・ブー・マンスィフ氏は、レバノンにおける対立の再燃という懸念と、ヒズブッラーが国境付近で起きていることとガザ地区で起きていることを結び付けるのではないかという懸念を表明した。
そして、「ガザ地区での戦争が続く限り、レバノンは状況緊迫化の危険に脅かされる」と発言した。
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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:56839 )