■レバノン・シリアの相関関係:変革はダマスカスに始まりベイルートで終わる
【本紙:ムニール・ラビーウ】
数年前からのシリア政府との接近や正常化の道筋が進展するなかで、レバノン国内にいる同政府の同盟者らのシリア体制が再び果たす役割に対する期待が増大した。しかし、これは幻想への熱中や、過去の夢の再生への没入といったものの類だった。一方で、シリア政府に反対する人々の視線は、シリアとの国交正常化は、シリアの舞台に新たなバランスを課すであろう多くの条件に大いに結びついており、その影響はレバノンにもおよぶだろうということを示している。レバノンに関するこの議論のさなか、地域大国のレバノンとシリアに対する関心の程度と方式に関して、海外である疑問が呈された。両国に対する関心は、レバノンから入り同国を介してシリアに向かうものなのか、あるいはその逆か、というものだ。
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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:57562 )