レバノン:日々爆撃にさらされるダーヒヤ地区の住民たちの生活(3)
2024年10月16日付 al-Mudun 紙
■戦争と「戯れる」ダーヒヤ地区の住民たち:がれきと隣り合わせの「通常の」生活
【本紙:ファラフ・マンスール】
<<危険な収入源>>
シヤーフ街区ではサロン「Dido」の店主が開店を決めた。彼は『ムドゥン』に対し、「約2週間前にベイルートの都市部に向かってここを去りましたが、私たちは毎日お客さんと連絡を取っており、彼らには開店の準備ができたと伝えました」と語った。そして彼は、「毎日4人くらいのお客さんが訪れますが、ダーヒヤ地区での空爆が激しくなるにつれ、数が減っています。また例外的な状況なので、一部のお客さんはサロンに来るのを嫌がりますが、その時は私が道具をもって彼らの家まで向かいます」と続けた。
さらに彼は、「Didoサロンは合意された時間に基づいてお客さんを迎え入れますが、当サロンは電力供給に応じて昼間の2時間のみの営業です。供給がない場合は、太陽のもと店のドアの前でお客さんの髪を切ります」と語った。
(4)に進む
(2)に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:58885 )