シリア:ダマスカスが「解放」され、アサド大統領は未知の場所へと逃亡(4)
2024年12月08日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ダマスカスは暴君から解放された... バッシャール・アサド氏は未知の場所へ逃亡(動画)

【パリ:諸通信社】

تصرف ذكي وسياسي ومسؤول
- رئيس وزارء نظام الأسد "محمد غازي الجلالي" يقول:
أنا في منزلي ولم اغادر سوريا وأمد يدي للقادمين الجدد لدمشق للمحافظة على الأملاك العامة ونقل الملفات من أجل تأمين استمرارية عمل الدولة pic.twitter.com/t6ZF1MEeOh

— Ayman Abdel Nour (@aabnour) December 8, 2024

飛行機の目的地の変更

ウェブサイト「フライトレーダー」によると、反体制勢力が首都を制圧したとの情報が出たのと同時刻に、シリア航空の飛行機がダマスカス国際空港から出航した。

この飛行機は最初、アサド氏が属するアラウィー派の牙城であるシリアの沿岸地域を目指して飛行していたが、その後ルートを突然変更し、数分間逆方向に飛行しのちレーダーから姿を消した。

『ロイター』通信では現在においても、この飛行機に乗っていた人物の特定が難航している。

同様に、反体制系「シリア国民連合」のハーディー・バフラ代表は今日、日曜日、ダマスカスは現在、「バッシャール・アサドなし」の状態であることを明らかにした。

数時間前にあたる今日日曜日の早朝には、反体制勢力はたった一日間の戦闘ののちに重要都市のヒムスの完全な掌握を発表し、バッシャール・アサド氏による24年間の支配を脅かした。

ダマスカスの住民2人は首都の中心部で激しい銃声音が聞こえたと話したが、その発生源は明らかになっていない。

首都南西の田園地帯では地元の若い住民や反体制勢力の元戦闘員らが当局の不在を好機として、アサド氏の支配に抵抗するために通りに出た。

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( 翻訳者:清久功介 )
( 記事ID:59223 )