■パレスチナ人政治活動家が同国自治政府の治安部隊に拘束されたのち死亡する
【パレスチナ:本紙】
≪調査委員会≫
一方パレスチナ政府は今日、ニザール・バナート氏の死に関する公式の調査委員会を設置することを発表した。
パレスチナのムハンマド・アシュタイヤ首相は声明の中で、「ヘブロン県において治安部隊に逮捕された際に起こった、市民ニザール・バナート氏の死に関する調査委員会が設置された」と述べた。
同氏が示したところによると、委員会の議長はムハンマド・シャラールダ法務大臣が務め、成員には(パレスチナ自治政府)独立人権委員会のアンマール・ドゥワイク委員長、バナート氏の家族を代表する医師、および軍事諜報部のマーヒル・ファーリス少将が含まれる。
同氏は、家族側の医師が遺体の検死に加わるため招かれる、と明らかにした。
同氏は次のように述べた。「委員会はバナート氏の死の原因を調査、究明、特定するため、早急に作業を開始するだろう。委員会は検死結果に依拠し、同氏の家族や目撃者ら、当局者らによる様々な証言に耳を傾ける」。
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