■「救済政府」教育省が学校内で遵守が求められる新たなシャリーア規定を発表
【イナブ・バラディー】
「救済政府」のイブラーヒーム・サラーマ元教育大臣が伝えたところによると、同政府が支配する地域の学生数は昨年、全ての教育課程の男女をあわせて約52万人に達した。
サラーマ氏は2022年10月、第1レベル(小学校1年生から4年生まで)に分類される学校が(当時)465校あると述べ、そのうち341校は補助金を受けており、124校は補助金を受けていないと説明した。
さらに同氏は当時、第2レベル(5年生から9年生)の学校数が540校におよぶと述べ、そのうち358校が補助金を受け、182校が補助金を受けていないと説明した。一方中等教育を行う学校の数は130校であり、そのうち93校が補助金を受け、37校は補助金を受けていないことを明らかにした。
「救済政府」は「シャーム解放機構」の後援により、2017年11月2日に設置された。当時ムハンマド・シャイフ氏の指導のもとで11の省庁が設置されていたが、これは過去数年間で10省庁まで削減された。一方この数は、2022年12月には情報省が設立されることで、11省庁へと再び拡大した。
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