■プロジェクト「シャムル」がアレッポ県、ヒムス県、ハマー県、タルトゥース県で対話を再開
【シリア国営通信:各県】
参加者のヤースィル・ハミーディー氏は、これらのワークショップが、シリアに生じた危機を要約・分析し、蓄積された経験を活用することを通じて、市民活動を活性化させ、シリア社会を可能化する環境を作り出すために持続可能な環境に向けて市民活動に投資するうえで重要な機会であると述べた。
ヒムス県では、同県内のNGO・市民組織の存在とそれら組織間のパートナーシップを強化する方法が、バアス大学の土木工学部および農学部で開催された協議・対話ワークショップの軸を構成した。
2 日間にわたるこのワークショップの議論では、弱みと強み、課題、展望、機会、NGO の財務 (資金調達、管理運営、現在の基準分類)、活動、専門性、評価、影響測定、対象集団、対象化メカニズムの仕組みの分析などに焦点が当てられる。
参加者らは、各団体のボランティアの能力とコミュニケーションスキルを構築し、それらを説明することに加えて、ヒムス県内のNGO活動の公平な地理的分布、苦情の直通回線の設置、もっとも高いレベルでの透明性の反映、汚職との闘い、オートメーションシステムの適用、社会問題労働省による監督的役割の遂行の重要性を指摘した。彼らはまた、シリアに課せられた強制的な経済制裁や電力問題などを筆頭とする数々の課題について検討した。
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