■レバノン南部の住民はイスラエルの爆撃下でも自らの仕事を続ける
【カフラキラー(レバノン):AFP通信】
マンスールさんは、「我々は自分たちの土地に残ります。現在の住民数は少なくなりましたが、収入がある人は残り続けるでしょう」と主張する。
隣接するアダイサ村では、アフマド・タッラーブさん(23歳)が働いており、先週まで住民にハンバーガーを提供するために開いていた小さなレストランが残った。
タッラーブさんはAFP通信に、「戦争の開始から今まで我々は去りませんでした。しかし先週までのことでした。ほぼ毎日店を開け、仕事を手伝ってくれる青年フサインくんがいましたが、とても大きな爆撃音を聞きました」と語った。
さらに「最初の爆弾が店の前に、2つの爆弾が店の後ろに到達し、フサインくんが破片で足を負傷しました」と説明する。
アフマド・タッラーブさんは、今はほぼ無人化した自身の村を去る決断をするしかなかった。
一方でアッバース・アリー・バアルバキー氏は自分の村に残ったが、所有する小さな印刷所は閉鎖せざるを得なかった。
彼はフサイニーヤに面するアダイサ村の中心広場で、携帯電話で国境付近の村々に及んだ爆撃のニュースを追いながら、「戦争が10か月、1年と長く続いても私は去りません」と述べた。
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