■「部族・氏族評議会」は参加への招待を拒否…反体制派「国民調整委員会」:「自治行政区の選挙はシリアの統一性を侵害する」
【ダマスカス:本紙】
さらにシリア部族・氏族評議会連絡事務所のザカリヤー・アフマド所長は声明のなかで、総会における会談で「シリアの分断と、シリア北部のユーフラテス川以東において実施予定のいわゆる選挙」への拒否することが決定されたと述べた。
タイイ族の部族長であるダーリー・ムハンマド・ファーリス氏は一昨日、本紙に宛てた声明のなかで、現在起きていることは「政治的な既成事実を固定化するための失敗した試み」であり、自治局メンバーらは「彼らを通じて不和を引き起こそうとする米国の道具」であるとしつつ、「しかし、なかには十分な政治的意識を持たないままに、いわゆる自治行政区に従うであろう人々もいる」と指摘した。一方、「アラブ部族に関してはこの措置を拒否しており、『長老たち』のごく一部はSDFと行動を共にしているものの、タイイ族は全体として愛国的路線を護持することに専心しており、シリアの領土的一体性への接触や安定に対するいかなる侵害も許さない」と強調した。
(2)に戻る
最初に戻る