レバノン:ナスルッラー氏の警告後、キプロスとの外交関係に危機(2)

2024年06月20日付 Al-Nahar 紙

■ナスルッラー氏の警告後、レバノンとキプロスの外交関係に危機…ベイルートのキプロス大使館はビザの発行を停止

【ベイルート:本紙】

キプロスの大統領が初めてコメント

キプロスのニコス・フリストドゥリディス大統領はナスルッラー氏の警告に対して次のように返答した。「キプロスは戦争には関与していない…そして敵対的な行為にはまったく参加することはない」。

またキプロスの『フィレニュース』紙は昨日の遅い時間に、同大統領の次のような発言を報じた。「キプロス共和国は問題の一部分であるのではなく、解決策の一部分である。この役割は、アラブ世界だけではなく国際社会全体から認められている人道回廊を通じて模範的なかたちで示されているものに従って、我々が実行していることでもある」。

そして同大統領は「我々の国はいかなるかたちにおいても戦争には一切関与しておらず、問題の一部分ではない」と次のように自らの立場を繰り返し表明し、「それとは逆に具体的な行動を通じて、我々は我々が解決策の一部分であることを実際に証明している」と付言した。

(3)に進む

(1)に戻る


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:酒井梢太
記事ID:58157