■ナスルッラー氏の警告後、レバノンとキプロスの外交関係に危機…在ベイルート・キプロス大使館はビザの発行業務を停止
【ベイルート:本紙】
ヒズブッラーやレバノン政府とやり取りをする手段は今もあるのかという質問に対しては、同大統領は「もちろんレバノン政府ともイラン政府とも連絡のチャンネルは存在する」と回答し、「これは外交チャンネルを通じて行われる」と補足した。
さらに同大統領はナスルッラー氏の発表については次のように述べた。「この発表は良いものではないが、キプロスが軍事行動に関与しているというイメージを与えようとするものに適うものでは全くもってなかった。我々はいかなる状況下においてもそのようにはならない」。
昨日には、ナスルッラー氏の次のような発言がテレビで放送された。「私たちは敵(イスラエル)がキプロスの、そしてキプロスの地域や空港で演習を実施しているとの情報を持っている。また敵は自国の空港が攻撃対象となった際に、キプロスの空港や関連施設を利用するだろうと考えられている。そのためキプロス政府は、もしレバノンに対する戦争のために空港や解放した場合、我々はキプロスを戦争の一部として扱うことになる、ということを知っておかなければならない」。
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