■「敗北」から5年後も「ダーイシュ」は4000人のシリア人を殺害
【本紙】
一方でSOHRによると、ダーイシュにも甚大な損害が引き起こされている。実際に、2019年にダーイシュが形式的に崩壊を宣言してから現在まで、同組織の構成員や幹部ら2063人以上が殺害された。
国連は1月に公表された報告書で、国連の推計によればダーイシュはいまだにイラクとシリアで3000~5000人の戦闘員を有していると述べた。2011年にシリアでぼっ発した残虐な紛争が原因で、50万人以上が死亡し、インフラに甚大な被害が及び、国内外の半数以上の住民の避難や強制移住が発生した。
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翻訳者:大森耀太
記事ID:58241