■ハマースのイスマーイール・ハニーヤ政治局長がテヘランで殺害される
【テヘラン:諸通信社】
パレスチナ国営通信『ワファー』は、マフムード・アッバース大統領がイスマーイール・ハニーヤ氏の暗殺を強く非難したと伝えた。
さらにアッバース大統領は、暗殺作戦が「卑劣な行為であり、危険な発展」であるとみなした。
一方パレスチナ解放機構(PLO)執行委員会の事務局長であるフサイン・シャイフ氏は、「我々は国家の指導者であるイスマーイール・ハニーヤ政治局長の暗殺を強く非難する」と述べた。
さらにシャイフ氏は声明で、「我々はハニーヤ氏の暗殺を卑劣な行為だとみなしている。そしてこれは我々に対して、占領に相対するさらなる忍耐と不動心、またパレスチナの諸勢力や諸派の統一を実現する必要性を呼びかけるものである」と付言した。
パレスチナ国民イニシアチブ運動の事務局長であるムスタファー・バルグースィー氏も、ハマースの政治局長の死を悼んだ。
バルグースィー氏は声明で、「我々は占領軍が、この忌まわしい罪を犯したことを非難する」と述べた。
さらに同氏は、「この醜悪な犯罪は、パレスチナ人民や彼らの勇敢な抵抗による自由、尊厳、自決権のための闘争への固執を強めるだけだ」と付言した。
そして、「パレスチナ人民は今日、愛国心や高潔性、潔白性、そして祖国を統一しパレスチナ人民の利益を保護することへの誠実な願望によって常に特徴づけられた勇敢でムジャーヒドな指導者を失った」と続けた。
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