■ハマースのイスマーイール・ハニーヤ政治局長がテヘランで殺害される
【テヘラン:諸通信社】
最後にバルグースィー氏は、「戦士たちや抵抗者たちに対する数々の醜悪な暗殺は、自由、尊厳、自決権のための、そして占領政体全体や人種差別、ファシスト的・入植的植民主義の打倒に向けた闘争を続けることへのパレスチナ人民の固執を強めただけである」と述べた。
一方パレスチナ政府は声明で今回の暗殺作戦を非難したうえで、これを「ハマースの政治局長でありパレスチナ元首相である愛国的指導者、同胞イスマーイール・ハニーヤ氏に対するだまし討ち」と評した。
さらに同政府は、「パレスチナの諸派や諸勢力、人民すべてに対して、占領政体やその犯罪に相対するさらなる愛国的団結および忍耐」を呼びかけた。
同様の文脈で、パレスチナ民族解放運動(ファタハ)はハニーヤ氏の暗殺を非難し、声明でこれを「卑劣な行為」と評した。
さらにパレスチナ・イスラーム聖戦運動も同氏の暗殺を非難し、自らがハマースと「結束」すると表明した。
その間愛国的諸派やパレスチナ・イスラーム系諸派は、ハニーヤ氏の暗殺に抗議するためのゼネストや大規模なデモを呼びかけた。
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