レバノン:ヒズブッラーが報復を開始するも、イスラエルは先制攻撃で対抗(4)

2024年08月25日付 al-Mudun 紙

■ヒズブッラーが「報復」を開始:イスラエルは激しい空襲で対抗

【レバノン:本紙】

イスラーム抵抗は2つ目の声明で、「(シオニスト)政体の深部にある標的に向かう攻撃型無人機の通過を容易にするためイスラエルの兵舎や諸拠点を攻撃した」と述べた。さらに同勢力は、「メロン基地、ナファ・ゼイフ砲台、ザイトゥーン基地、ザウラ拠点、サハル基地、占領下のシリア領ゴラン高原にあるカイラア兵舎、同地のヨアヴ兵舎、同地のナファフ基地、同地のヤルデン基地、アイン・ゼイティム基地、ラモト・ナフタリ兵舎などの敵の諸拠点に向けて、320発以上のカチューシャロケットを発射した」と付言した。

この軍事作戦にともない、ハイファ市、アッカー市、メロン村、上ガリラヤ、西ガリラヤ、下ガリラヤ、占領下のシリア領ゴラン高原にある複数の基地でイスラエルの警報が鳴り響いた。さらにイスラエルの「チャンネル12」は、「ベン・グリオン空港が、治安情勢を受けて離着陸ともに運用を停止した」と報じたうえで、「イスラエルへ向かっていた便は地域内の他の空港に着陸することになる」と指摘した。その後同空港は運用を再開した。
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翻訳者:大森耀太
記事ID:58559