■ヒズブッラーが「報復」を開始:イスラエルは激しい空襲で対抗
【レバノン:本紙】
イスラエル軍のダニエル・ハガリ報道官は、自国が「ヒズブッラーによる脅威の排除に取り組んでおり、また陸海の防衛システムは防衛態勢に置かれており、脅威を無力化しつつレバノンにある標的を攻撃している」と発表した。さらに同報道官は、「参謀総長が攻守の両分野で事態を監視しており、これを指揮している」と付言した。そして同報道官は、「集会には制限を課した」と述べたうえで、自国民に対し、警報が聞こえた際は指示に従い、シェルターに入り、少なくとも10分間はそこに留まるよう呼びかけた。また同報道官は、「南部にいるレバノン国民」に対して警告し、「彼らが危険な状況におかれている」とした。
イスラエル軍は、ヒズブッラーが1時間半の間に計320発のロケット弾と無人機を発射したことを明らかにしたうえで、そのうち数十発のロケット弾を迎撃したと指摘した。さらに同軍は、戦闘機100機が同組織のロケット弾発射台に対する先制攻撃に参加したと述べた。
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