■「称賛」に値するヘナとアレッポ石鹸、ナーブルス石鹸-UNESCOがこれら3点の伝統を無形文化遺産に登録-
【ロンドン:本紙】
サウジアラビア、アルジェリア、エジプト、イエメンを含む16のアラブ諸国が、古代エジプトを起源とし、現在は中東や北アフリカ、そして南アジアで使われているヘナの推薦を行った。またこの原料を使った染髪やタトゥーは数日から数週間にわたって持続する。
<<アレッポのローレル石鹸>>
同様にUNESCOは、有名なアレッポのローレル石鹸造りもリストに登録した。この石鹸は世界最古の石鹸の1つであり、3千年の歴史を持つ手法で作られている。
同機関は、「この石鹸は地元産のオリーブオイルとローレルオイルを使って作られており、様々な世代の人が参加する共同作業では、石鹸の原材料を収穫し、これに火を通して出来たものが伝統的な石鹸工場の床に注がれる。そして火入れしたものが冷めると、職人らは、『カブカーブ』と呼ばれる木製の幅広の靴を履き、自重と『ジューザ』と呼ばれる鍬のような道具を使って、撒かれた石鹸を立方形に切っていく」と説明した。
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