シリア・パレスチナ:アレッポ石鹸、ナーブルス石鹼、ヘナが無形文化遺産に登録(3)

2024年12月04日付 その他 - alSharq-alAwsaat 紙

■「称賛」に値するヘナとアレッポ石鹸、ナーブルス石鹸-UNESCOがこれら3点の伝統を無形文化遺産に登録-

【ロンドン:本紙】

切られた石鹸には家族の名前を表す刻印が手作業で押され、その後、石鹸の段の間を空気が通りやすいような円柱型ないしはピラミッド型に石鹸を積み上げることで、乾燥作業が行われる。

この石鹸造りは、原材料の正確なバランスと職人らの忍耐力に依拠している。というのも火入れには数時間かかり、石鹸にするための乾燥には数か月を要すこともあるのだ。

ローレルとオリーブの香りでそれと知ることができるこの石鹸は、動物性油や着色料を一切含んでいない。またこの石鹸は世界中に知られており、生産者らが警告するようなコピー品の対象になることも多い。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:59191