シリア:アサド氏がロシア亡命前にイスラエルと協力か(2)

2024年12月19日付 al-Quds al-Arabi 紙

■デイリー・メール紙:「アサド氏はシリアからの逃亡前にイスラエル人と協力していたのか?」

【ロンドン:本紙】

同記事によると、アサド氏がモスクワに到着して数時間後、イスラエルは広範囲にわたる爆撃作戦を開始し、シリア国内の数百におよぶ軍事目標に精密な爆撃を実施した。

アサド氏が直近に犯した卑劣な行為に関連するこの驚くべき主張は、トルコの著名なジャーナリストであるアブデュルカディル・セレヴィ氏の発言に基づく。同氏はトルコの日刊紙『ヒュッリイェト』において、複数の信頼できる情報源がイスラエルとアサド氏の接触についての詳細を提供したと主張した。同氏の記事は、失脚した指導者がモスクワへの亡命を求めたのち、初めて声明を発表した翌日に公開された。

アサド氏はシリア大統領府のテレグラムチャンネルに投稿を行い、自身が「真実からかけ離れた誤情報や言説の横行に直面している」と主張した。また、「私が計画的に国を離れたというのは事実ではない。さらに戦闘の最後の数時間で国を離れたという噂も誤りだ。私は12月8日日曜日の早朝までダマスカスに留まり、自らの責務を果たし続けた」と付け加えた。

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翻訳者:吉田最音
記事ID:59299