シリア:アサド政権崩壊に対するアーティストたちの反応(3)

2024年12月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

■シリアのアーティスト業界における新たな革命... 反体制派の勝利とバッシャール支持者たちの「手のひら返し」

【ダマスカス:本紙】

カーリース・バッシャールは革命とダンスする

女性アーティストのカーリース・バッシャールは、ダマスカスの中心部でデモ参加者たちと共に居合わせることを望み、彼らとともに勝利を祝いながら、踊り歌った。そして彼女は自身のページで「永遠の自由」とコメントした。

一方、俳優のワーイル・シャラフ(ムウタッズ・バーブ・ハーラ)は自身のこれまで立場を曲げて、ウェブサイトを通じて革命家たちに対して彼らの勝利を、またシリア国民に対して謝意や誇りの言葉を向けた。

俳優のバッシャール・イスマーイールはチャンネル「フッラ」の特別回で、彼自身が「シリア人でもなければ、アラウィー派でもない」と評したアサド一家の全ての歴史をさらけ出すことや、この一家が持つ道徳的、精神的な異常性を暴露することに専心した。

彼は同様に、アサド一家の協力者たちについて暴露し、ロシアに対しバッシャール・アサドをシリアの裁判所に引き渡すよう求めた。さらにすべての国に対し、「この偉大な国が経験したなかでもっとも汚い判決」と表現した裁判の訴追に協力するよう求めた。

(後略)

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翻訳者:清久功介
記事ID:59357