■米国との調整下で...イスラエル軍が(レバノン南部)西側地区からの撤退に備える
【本紙】
<<米国のメカニズム>>
イスラエル公共放送協会は、「この決定は、レバノン軍を国境地帯全体に再展開させることを含む米国(主導)のメカニズムに応じた調整のもとで行われた」と報じたうえで、治安筋を引用し、「現時点でイスラエル軍は、停戦合意で定められた残りの期間が終わるまで、その他の地域に残留し続けるための準備をしている」と伝えた。
<<政治的決定>>
『イスラエル・ハヨム』紙は同国の複数の軍事筋を引用し、「イスラエル軍が停戦後もレバノンに駐留し続けているのは、政治的決定である」と伝えたうえで、「軍は、レバノンにおける戦略的拠点の保持に専心している」と強調した。またこれらの軍事筋は同紙に対し、「イスラエル軍は、米国の仲介者らを通じて、合意履行の監視を続けている」と指摘した。
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