レバノン:イスラエル軍がレバノン南部の一部地域からの撤退を示唆(3)

2025年01月01日付 al-Mudun 紙

■米国との調整下で...イスラエル軍が(レバノン南部)西側地区からの撤退に備える

【本紙】

2024年中のイスラエル軍の総支出が同国にとって重荷となっており、同国メディアは今日(1日)、新年の訪れとともに同軍が直面している数々の課題について指摘しつつ、この話題について議論した。

その一環として『マアリヴ』紙は、「ガザ地区やレバノンでの戦争の継続、イランとの直接衝突、シリア情勢、西岸地区での激しい戦闘を停止する試みなど、2024年は特に嵐のような年だった」と報じた。また同紙は、「イスラエル軍は多くの課題に直面している」と伝えつつ、「長期の戦争が、正規軍と予備軍を疲弊させてしまった」と説明した。

<<7つの戦線>>

『マアリヴ』紙は、「軍は、7つの戦線で収束しない諸課題に対処するための能力を構築する必要がある」と主張したうえで、「10月7日の惨禍から教訓を得るべきだ」と強調した。そして同紙は、「軍はすべての戦線における作戦で柔軟になり、いかなる脅威にも立ち向かい、人質の解放を第一とした諸目標を定める必要がある」と伝えた。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:59413