■15か月におよぶガザ地区でのジェノサイドの後で...停戦および捕虜交換の合意が発表
【本紙】
この合意は、エジプトとカタールが米国による支援の下で仲介した断続的な交渉が数か月続いたのち、ドナルド・トランプ次期米大統領が1月20日に就任する前に締結された。
ジョー・バイデン米大統領はカタールによる発表後、イスラエルとハマースがガザ地区での戦闘終結や、パレスチナの民間人に向けた人道支援の増加に関して合意に至ったと述べた。
バイデン大統領はホワイトハウスで、「イスラエルとハマースの間で停戦および人質解放に関する合意が結ばれたと発表することができる」と語った。
さらに同大統領は、「この合意が15か月におよぶ苦難ののちに結ばれたものである」としつつ、今後はガザ地区へさらなる人道支援が行われる予定だと指摘した。
そして同大統領は、「ガザ地区での戦闘が終了し、人質らは近く自宅や家族のもとへ戻ることになるだろう」と付言した。
同大統領は別の声明で、今回の合意締結が、エジプトとカタールに加え、米国の「熱心かつ綿密な」外交の功績でもあると述べたうえで、合意の第1段階には「完全かつ全体的な」停戦が含まれていると明らかにした。
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