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マスウード・レザーイー著『ハーシェミー師の覚書に関する考察;1360−1378年のハーシェミー・ラフサンジャーニー師の業績・回想録集成への批判的視点』が出版された。 本書では、1360[西暦1981/82]年から1378[西暦1999/2000]年までのハーシェミー師の覚書がレザーイー氏との野心的な対話の中で批判的に論じられている。 レザーイー氏は、本書の序文で次のように指摘している。「この長い対話の中で、我々は、短く明確な覚書や、短く曖昧な覚書、正しく導きとなる覚書、 全文をよむ
『バーズィーダール[”自身の力を誇示するかのような動きを見せる鳩”を意味する語]』は、イラン・イラク戦争(1980-1988年)時の逃亡イラク人兵士の物語である。彼は2度にわたって戦線から逃亡し、イラン人の捕虜収容所に移送される。この収容所で、彼[イラク人兵士]はあるイラン人捕虜と知り合い、数々の出来事が彼の身の上に起こっていくこととなる。 【ハムシャフリー電子版】(アリーアッラー・サリーミー)『バーズィーダール」は、「マフブーベサーダート・ラザヴィーニヤー」によって書かれた「セイエ 全文をよむ
アフマドレザー・アフマディ氏は新作の児童書五作品の出版について伝えたうえで、「多くの仕事があり、持病もあるが、子ども達のために書くことが私の本分だ」と話した。 イラン書籍通信(IBNA)によると、児童・青年文学詩人のアフマドレザー・アフマディー氏は、新刊について「現在、児童書五作品が複数の出版社の元にあり、挿絵を描き終え、印刷の最終段階にある。夏の終わりまでには書店に並べられることを願っている」と述べた。 この詩人は、これら作品について「これらの本には子どものための様々 全文をよむ
ホセイン・ホスラビーḤoseyn Khosravī氏が著した研究書『アンダルスでシーア派が定着しなかった原因Nāpadīdārī-ye tashī‘e dar Andals』が教育出版とイスラーム教育大学により出版された。 本紙によれば、イスラーム教育大学の歴史文明研究グループは、アンダルスにおけるシーア派の量的、質的調査の必要性を鑑み、6章408ページからなる研究書『アンダルスでシーア派が定着しなかった原因』を出版した。 アンダルスの歴史について現存する最古の史料とし 全文をよむ
高名な日本のイラン学者岡田恵美子教授[訳注:東京外国語大学名誉教授]による『言葉の国、イランと私』が、日本の出版業界の雄である平凡社から刊行された。初版は2千部が発行された。 在東京イラン・イスラム共和国大使館イラン文化センターの発表に基づいたIBNA[Iran Book News Agency]通信の報道によると、岡田教授はイラン暦1396年[西暦2017年]に同センターの招きと調整により、講演とイランの一部の名士との面談、国際ブックフェアの出席するためテヘランへ赴いた。そして帰 全文をよむ
【ハムシャフリー・オンライン】日本の小説家である井伏鱒二の小説『黒い雨』が、ゴドラトッラー・ザーケリー氏の翻訳によって出版された。この小説は、広島の原爆による出来事がテーマとなっている。 イラン書籍通信(IBNA)によると、小説『黒い雨』は、広島の原爆投下当時の歴史資料に基づいて書かれている。日本の読売新聞はこの作品を、「広島での悲劇について文学作品として結晶化した、もっとも透徹した、かつ深淵なイメージ」であると評している。 原爆の放射能による病と人々の苦しみは、日本の現代小 全文をよむ
ロシア小説の古典『静かなるドン』(ミハイル・ショーロホフ原作、1925~1940年)がまた増刷された。詩人アフマド・シャームルー(2000年没)による訳で、今回が第5版となる。 ハムシャフリー・オンラインによれば、全2000ページにも及ぶ同翻訳は、シャームルー死去から数年後に刊行され、独自の翻訳文体により、大きな注目を集めた。 シャームルーは晩年の7年間を、同作品の翻訳に費やした。専門家らによれば、同書は、シャームルーが民俗文化辞典『路地の書』(注1)として編纂し集成したもの 全文をよむ
豊富な写真入りの教本『アップル・マッキントッシュの世界へようこそ』が、アップル製品のペルシア語ユーザー向けに出版された。 近年、アップル製品の人気がイラン人ユーザーらの間で高まっており、同社の製品がもつ長所・短所についての疑問が、多く寄せられるようになっていた。しかしペルシア語で書かれた教本は極めて限られていたため、こうした要望に応えることができずにいた。アップル社の製品とその使用方法を知るための充実した教本の存在が求められていたのである。 〔中略〕 今回出版さ 全文をよむ
【文化芸術部】新著『歴史的地図におけるペルシア湾の記述』の出版パーティーが日曜日、「ペルシア湾ナショナル・デー」に合わせて開催された。 著者の一人であるモハンマド・ハサン・ギャンジー氏は、『歴史的地図におけるペルシア湾の記述』の内容について、次のように語る。「この本では、ペルシア湾という名称に対して行われてきたあらゆる種類の異議や議論、プロパガンダ、誤用が淡々と語られている。ペルシア湾という名称が消滅するのは、現在に至るまでペルシア湾について存在してきたもの、語られ、書かれてきたもの 全文をよむ
【文芸部:スィーナー・アリー・モハンマディー】アメリカの有名出版社ハーパー・コリンズが『シーラーズの9月』(The Septembers of Shiraz)というタイトルの本を出版した。この本の中で、革命初期に起きたもろもろの事件が暴力に満ちたものとして、誇張されて描かれている。 本書はイラン生まれの若手作家Dalia Soferの処女作で、ハーパー・コリンズ出版社から出版された。ハーパー・コリンズは有名出版社であり、実績のない若手作家の処女作を出版するなどということは滅多にない。 全文をよむ
西洋世界は東洋の文化・文明への絶え間ない攻撃において、あらゆる可能性を利用している。 世界の映画制作の中心地ハリウッドは、反イラン計画の一環として、〔反イラン映画としては〕第2作目となる映画を制作し、それは今年上旬に上映された〔訳注:映画『300』を指す〕。そもそもの始まりからして、アメリカの諜報機関の存在が明白なこの映画に対しては、国内外のイラン人から激しい反発が引き起こされてきた。 自らの国民アイデンティティに特別の誇りを感じているイラン人は、この映画〔『300』〕 全文をよむ
『ティーンエイジャー〔ペルシア語の発音では、ティーンエイジャル〕』の最新号が発行された。これは若者たちの英語力の向上のために英語で出版されている。また、一部の号では雑誌に付録として、記事を音声収録したCDがついている。 最新23号(2005年9-10月)は、64ページで、キヨスクにて500トマーンで販売中。なお、この雑誌の発行者、代表取締役兼編集長はファーテメ・アリー・バフシー氏である。 (*参考:同誌は、発行3年目の英語教育雑誌。1年目全10号、2年目全7号、3年目の現在は最新の23 全文をよむ
2005年6月7日付 シャルグ紙「本」面 「72派による争いは皆、許せ 彼らは真理を知らず、作り話という虚構の世界を辿ったのだから」 『イスラーム神学における信仰の概念』は、既に亡くなられた日本人イスラーム研究者で、我々イラン人にもその名が知られている著者の井筒俊彦教授(1914~1993)の名前もあり、神学の研究者または興味を持つ人々の注目を集めてきた本である。本書は信仰、不信仰、偽善、その他の命題に関する宗教的諸概念についての見解を、イスラーム神学の歴史に沿っておこなっており、 全文をよむ