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ヒット件数: 16件

夢のポッダ橋実現へ

先週木曜日(2020年12月10日)、橋脚をつなぐ全てのスパンが設置され、ポッダ(パドマ)多目的橋の基本構造の最も重要とされる作業が終了した。これにより川の両岸が繋がれた。ポッダ橋の実現に向けた大きな節目だ。車両の通行に向けこの橋がいつ開通するのか、国民はその日を待ち望んでいる。   待望のポッダ橋建設に向けて2009年、アワミ連盟政府は、待望のポッダ橋の建設計画に向けての一歩を踏み出した。プロジェクトの完成は2014年とされた。しかしこの建設計画の主要金融機関だった世界銀行が、「汚職疑惑」を持 全文をよむ

  • 2020-12-13
  • Prothom Alo紙

リビアで26人のバングラデシュ人殺害(社説)

リビアで起きた26人のバングラデシュ人を含む30人の外国人殺害事件に私たちは心を痛めている。残忍なこの殺人事件を強く非難する。人生の転機を求めて国を離れたバングラデシュ人の若者の、このような心無い死と哀れな結果は本当に耐えられない。   報道によれば、昨年12月にバングラデシュから38人の若者がインドとエジプトを経由してリビアに渡った。そこからイタリアに行くことが彼らの目的だった。しかし、何人かのスーダン人とともにバングラデシュ人の若者もリビアで2回誘拐された。1回目の誘拐後は身代金を払って解放 全文をよむ

  • 2020-05-31
  • Prothom Alo紙

国連での首相の演説(社説)

バングラデシュ時間の昨日金曜日(9月22日)早朝、国連総会で行った演説で、シェーク・ハシナ首相はミャンマーに対し暴力行為、殺戮、及び迫害の停止とロヒンギャ難民たちをただちに帰還させることを求めて5項目の提案を行ったが、そこにはバングラデシュを含む世界中の平和を望む人々の強い希望が反映されている。首相は、ある国で民族迫害が起きた際には、国連や国際社会は黙っていることはできないとも述べた。バングラデシュは人道的理由によりロヒンギャ難民を保護しているものの、この事態は国際社会にも果たすべき責任がある。 全文をよむ

  • 2017-09-23
  • Prothom Alo紙

戦勝記念日

(12月6日付)バングラデシュの重要な記念日・戦勝記念日がやって来る。12月16日はベンガル民族の千年の歴史の中で、最も誇りに満ちた大切な日である。この日はベンガル民族、とりわけバングラデシュ国民にとってたいへん誇るべき日なのである。1971年の3月26日から12月16日まで9ヶ月間の長きにわたって、のべ300万人のベンガル人の命が奪われ20万人の女性たちの尊厳が汚されたのと引き換えに、バングラデシュ解放の道が開かれたのだった。      そもそも戦勝記念日とは何なのか?普通の日々の中にあって、 全文をよむ

  • 2016-12-06
  • Prothom Alo紙

インドの紙幣廃止でバングラデシュ人も混乱

(11月23日付)数日前インド政府が500ルピー札と1000ルピー札の紙幣を廃止したことでインド中が大騒ぎとなっているが、その影響は現在インドを旅行しているバングラデシュ人観光客にも及んでいる。インドはバングラデシュ人に人気の旅行先のひとつだ。バングラデシュ人は主に病気の治療、観光という二つの理由でインドを訪れる。それ以外に1947年の印パ分離独立後、離ればなれになってしまった家族や親戚と会うため西ベンガル州をはじめとするインド各地を訪れるヒンドゥー教徒もいる。   インドを旅行中の約9割のバン 全文をよむ

  • 2016-12-05
  • Prothom Alo紙

「報復」の武器は酸か?

(10月2日付) 殺人や強姦と並んで女性に対する最も恐ろしいもう一つの攻撃の名前は、硫酸など劇物の酸を使った攻撃だ。こうした事件は長い間起こり続けており、その予防のために私たちがしなければならないことはまだまだたくさんある。先日金曜日に起こった2件の酸投げつけ事件は、そのことをあらためて思い知らしめた。    チョットグラム(チッタゴン)のあるスラムで、離婚した元妻への報復のために酸をかけて皮膚を焼く事件があった。被害者からの訴えをもとに警察は被告を逮捕し、被告も罪状を認めているという。一方、ダ 全文をよむ

  • 2016-10-20
  • Prothom Alo紙

グルシャンの凶事~私たちは深く哀しんでいる~

ついにバングラデシュも、過激派武装勢力によるおぞましい襲撃に直面することになってしまった。金曜日夜8時45分から土曜日の午前まで、首都ダカの中でも高級で比較的安全な地域として知られ、多くの大使館などが集まるグルシャン地区にあるレストランを舞台に繰り広げられた襲撃事件は、残虐で鬼畜に等しい思想の忌まわしい発露である。何の罪もない人々を殺害した者たちは人間の敵であり、どんな言葉をもってしても非難しきれるものではない。   この事件では国内外の20名の方々およびふたりの警察幹部が犠牲となった。残された 全文をよむ

  • 2016-07-03
  • Prothom Alo紙

旅先で突然バングラデシュ人と

「行こう、この電車だ。間違いないよ」とエリクは言った。本名はエリク・バー、ロサンゼルスのハリウッドからやってきた。エリクは、言わば旅先での友人だ。2日前イタリアとフランスの国境で鉄道の切符を買いに行って彼と知り合いになった。イタリアの モネーリアまでやって来て、同じホテルに泊まった。2人ともチンクエ・テッレを目指している。チンクエ・テッレはいくつかの村の総称で、とても美しいところだ。そこに行こうと出かけたのだった。だが電車の姿が見えない。モネーリアは観光が主体の小さな町だ。都市からは遠く離れてい 全文をよむ

  • 2016-06-11
  • Prothom Alo紙

福利の道を行く人間

私たちのこの世界で、宗教を信じる者たちには、救済を受けるための無数の機会、あるいは道がある。ごく単純に、端的に言えば、「何らかの宗教を信仰するならば、汝には永遠を享受する機会が存在する」と説明できる。すべての宗教に共通する究極の教えというのは、「至高の創造者が汝を創り出し、この世界に送りだしたのであり、その創造主に感謝し、信頼せよ」ということだ。すなわち、宗教とは神の存在を絶対的に信じることに他ならない。   しかし、神を意識しない、そんな宗教はないのだろうか。いや、そのような宗教は今も昔も存在 全文をよむ

  • 2016-05-21
  • Prothom Alo紙

なぜバンギを食べるのか?

バンギは健康に良い果実だ。熟れたバンギは強烈な甘い香りを発し、多くの特長がある。熟していないときには野菜として料理して食べることができる。バンギにはたんぱく質や脂肪酸、無機塩が含まれており、利尿作用や食欲増進に効果がある。   バンギはまたコルムジ、カクル、フティ、バニとも呼ばれる。バングラデシュのほとんど全ての地域で夏季にバンギが実をつける。ウリ科の果実としてはスイカについで広く出回っているのがこのバンギだ。農学者のムリットゥッンジョエ・ラエは「バングラデシュのさまざまな果実」という本で「バン 全文をよむ

  • 2016-04-20
  • Prothom Alo紙

歩み続けるエクマットラ

エクマットラと名付けられたグループがある若者の一団と手を携えて歩みを始めた。今やそれは、思いもかけなかったような学びの場となっている。路上に放って置かれ育った子どもが深い思いやりにつつまれて「アノンド・シシュ・ニケトン(楽しい子どもの家)」で庇護を受けている。エクマットラの最近の活動を見に行ったA.S.M.リヤド記者が報告する。      ミルプル地区ルプナゴルのイースタン・ハウジング39番地の家。この家では40人の子どもたちが共同で寝泊まりしている。子どもたちはスポーツをしたり、絵を描いたり、 全文をよむ

  • 2016-04-09
  • Prothom Alo紙

軽はずみなバイバー規制~なぜテロ防止の名でコミュニケーションを閉ざすのか

(1月20日付)バイバーやタンゴなど数種類の携帯電話の無料通信・通話アプリを何の前触れもなく使用禁止としたことで、バングラデシュ電気通信規制委員会・BTRCは悪しき前例を作った。個人間のコミュニケーションを封じた政府のこの措置は2度にわたって期限が延長され、1月21日まで継続される。一時的なものとはいえ、これは国民の基本的人権侵害と変わらない。2013年サウジアラビアでも、バイバーと呼ばれるこのコミュニケーションアプリの使用が規制されたことがあった。   土曜日(1月17日)午前6時から翌日曜日 全文をよむ

  • 2015-01-21
  • Prothom Alo紙

タリバンの脅威:その残虐行為を許さない

(12月18日付)パキスタン全土で半旗が掲げられ、三日間国家は喪に服すことが発表された。パキスタンの人々は今、テロの暴力に悩まされているこの国でも前例のない深い悲しみに沈んでいる。というのも、学校で132人の子どもたちを冷静な表情のままで打ち殺すような残虐な事件は、かつてパキスタンで起きたことがなかったからである。私達は、バングラデシュ国民を代わり、犠牲になった子供たちの親族を含む悲しみに打ちひしがれたパキスタンの人々に対し、深い哀悼の意を表すとともに、この卑劣な攻撃を行なったパキスタンのタリバ 全文をよむ

  • 2015-01-07
  • Prothom Alo紙

先住民部落襲撃事件を憂う

(12月18日付)土地争いがチョットグラム(チッタゴン)丘陵地帯の主たる問題であることが、(16日に起きた)ランガマティの3つの先住民集落への襲撃事件から浮き彫りになった。実質的にベンガル人の家族のものとなっている土地に植えられていたパイナップルやチークの苗木が刈り取られたことの反応としてこの事件が起こったのだと複数の筋から伝えられている。しかしベンガル人のその反応はあまりに残酷で悲惨なものだった。この事件では仏教寺院のほか、3つの村の7つの店と54軒の家が襲撃され、略奪や放火が行なわれた。数多 全文をよむ

  • 2014-12-25
  • Prothom Alo紙

私の里はシレット

(10月16日付)   「ツグミさん、ツグミさん、みかん色頭のツグミさん、あなたのおうちはどこなの?わたしのふるさとはシレットです…」。   子供たちのための副読本に載っているこの「みかん色頭のツグミ」という遊び歌は長い間読み継がれてきた。この歌ではミカンの栽培で知られるシレットが、このレモン科の美味な果物のふるさととして歌われている。シレット地方の丘陵地域でのミカンの栽培は今は以前のように盛んではない。国の他の地域のように、シレットもまた、ミカンは輸入に頼っている。しかしシレットのミカンの季節 全文をよむ

  • 2014-10-29
  • Prothom Alo紙

シェーク・ハシナ首相の日本訪問

(5月29日付)   シェーク・ハシナ首相の日本訪問はさまざまな理由で重要かつ意義深いものだったと思う。首相は日本の安倍晋三首相との会談以外にも、日本のビジネスリーダー、バングラデシュの独立戦争の時の友人たち、さらには若い世代との意見交換をおこなった。こうした対話が協力の扉を開くものであることは言を俟たない。   首脳会談の後バングラデシュ政府と日本政府が発表した共同声明では、両国のパートナーシップの新しい時代が始まったと謳われているが、これを単なる儀礼的なものと考える理由はない。両首相は世界平 全文をよむ

  • 2014-08-09
  • Prothom Alo紙